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「興奮もしとるし、大きい声出しとうなるけん」建築許可をめぐり倉敷市職員を脅した疑い 暴力団幹部の男(62)を職務強要の疑いで逮捕

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 倉敷市職員に対して、土地をめぐるトラブルの相手に行政指導するよう脅迫したとして、倉敷市玉島乙島の暴力団幹部の男(62)が職務強要の疑いで逮捕されました。

 警察の調べによると、男は土地の使用に関してトラブルを抱えていました。そして、トラブルの相手が土地の建築許可を不正に取得したと主張し、倉敷市職員に対して、相手側に行政指導するよう求めていましたが拒否されていました。
 2024年10月、男は要求を承諾させようと倉敷市役所を訪れ、市職員2人に対して、右頬に傷があることを示すジェスチャーをして、自身が暴力団員であることを伝えて脅迫した疑いが持たれています。
 さらに12月、再び倉敷市役所を訪れ、職員2人に対して「もうええ加減に向こうにも言ってくれにゃあ、指導課なんじゃけん。興奮もしとるし、わしも大きい声出しとうなるけん。今度、市役所のあの市長に会うからな」などと行政指導するよう要求し、応じなければ職員2人の生命や体に危害を加えかねない気勢を示して、脅迫した疑いが持たれています。

 職員からの被害届を受理した警察が捜査を行い、男を特定して28日に逮捕しました。

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