岡山県倉敷市出身の棋士・大山康晴十五世名人の功績を伝える記念館がリニューアルオープンしました。
1993年に開館した「大山名人記念館」のリニューアルオープンを祝う式典が26日に開かれ、菅井竜也八段ら岡山県出身の棋士も駆けつけました。
倉敷市出身の大山康晴十五世名人は、通算1433勝、公式タイトルを80期獲得するなどの偉業を成し遂げたトップ棋士で、日本将棋連盟の会長を務めるなど将棋の普及や振興にも貢献しました。
リニューアルした記念館では、新たな写真や資料を加えたパネルで大山名人の生涯を詳しく紹介するほか、愛用の将棋盤や駒、優勝トロフィーなど貴重な品を多く展示しています。
(倉敷市大山名人記念館/北村實 館長)
「びっくりしましたね、きれいになりました。陳列もいろいろ考えていただいて大山先生の一生が分かりやすいのではないかと思います」