VR、仮想現実で悪質商法の被害を体験し、防止に役立てようというイベントが高松市役所で行われました。
消費生活センターが開いた「模擬体験会」です。
(宮川周三リポート)
「こちらのゴーグルをつけると6分から7分程度の動画を見ることができます」
消費者庁が2024年、公開したVRの動画です。3種類あり、催眠商法、霊感商法、投資詐欺がどんな手口なのか被害者目線で知ることができます。
(宮川周三リポート)
「会話の流れとかその場の雰囲気まで分かるので印象に残りやすいです」
(体験した人は―)
「うまい話には何かわながあるのかなと感じました」
「売る方もものすごく優しくものを言うし、大きな声でみんなに呼び掛けているから雰囲気にみんなのまれてしまうのかな」
香川県消費生活センターには2023年度、5109件の相談が寄せられました。
最も多かった相談は「通常より安い価格で購入したら実際は定期購入だった」という内容で568件ありました。
(香川県消費生活センター/太巻まさみ 所長)
「うまい話っていうのには、まず一度立ち止まって考えていただくっていうところが大切かなと思いますし、迷った場合には身近な方であったりとか消費生活センターの方へご相談いただくということもトラブルの防止につながるのではないかなと思います」