香川県消費生活センターは30日、2023年度の消費生活相談の状況を発表しました。相談件数は5109件で、前年度から約7%減少しました。
相談内容では「副業」に関する相談が前年度の125件から152件と約2割増えました。特に20歳代からの相談が47件と多くなっています。「アプリをダウンロードするだけで報酬を得られる」という副業サイトや、「今だったら儲かる」という暗号資産の勧誘に関する相談がありました。
また不審な電話に関する相談が141件と前年度(34件)から急増しており、「契約した30万円が未払いなので電子決済してもらいたい」という電話や、「携帯電話料金が未納」「法的措置をとる」といった自動音声電話に関する相談などがありました。
香川県消費生活センターでは「ひとりひとりが自己防衛意識を持ち、困ったときは悩まず相談して欲しい」と呼び掛けています。
相談は消費者ホットライン(188) 香川県消費生活センター 電話087ー833ー0999