4月2日、岡山市のタクシー事業者が、運賃の値上げを求める申請書を中国運輸局に提出しました。申請から3カ月以内に、申請書を提出した事業者の合計の車両数が、岡山県全体の半数を超えた場合、中国運輸局が岡山県全域の運賃改定について検討・判断します。
中国運輸局によりますと、運賃の値上げを申請したのは岡山市北区の下電観光バスです。理由は、労働条件の改善と経営健全化のためだということです。
求めている運賃改定の内容は、以下の通りです。
■岡山市と倉敷交通圏
・普通車 初乗り距離 684m→560m(運賃は500円のまま)
加算距離 283m→230m(運賃は100円のまま)
※現在は283m毎に100円加算しているが、230m毎の100円加算を求めるもの
・大型車 初乗り距離 1250m→1120m 運賃 770円→850円
加算距離 257m→226m 運賃 120円→130円
■それ以外の地域
・普通車 初乗り距離 1250m→1020m(運賃は700円のまま)
加算距離 283m→230m(運賃は100円のまま)
・大型車 初乗り距離 1250m→1120m 運賃 770円→850円
加算距離 257m→226m 運賃 120円→130円
前回の運賃値上げは2023年6月でした。今回の申請受け付けは7月1日までです。