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大学生が地球上空のCO2について専門家から学ぶ 温室効果ガスの国際会議に合わせて 高松市

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 高松市で開かれている温室効果ガスの国際会議に合わせて、香川大学の学生が上空のCO2(二酸化炭素)について学びました。

 国立環境研究所の特命研究員で広島大学の特任教授を務める町田敏暢さんが香川大学で講演しました。

 町田さんは2005年から日本航空などと協力し、航空機の貨物室にCO2の濃度測定装置を搭載して上空10kmまでの温室効果ガスの状況を調べています。

(国立環境研究所/町田敏暢 特命研究員)
「広範囲で観測が自然とできた。鉛直分布が昔よりたくさん取れるようになった」

 町田さんによると、CO2の濃度が変化するのは地上付近だけで、上空1km以上では昼夜の濃度の差がほとんどないそうです。

 町田さんは、9日からかがわ国際会議場で開かれている温室効果ガスの会議での登壇に合わせて香川大学を訪れました。

(経済学部の学生)
「何度かしか飛行機に乗ったことがないんですが、測定装置が積まれていると思うと次に乗るときが楽しみになりました」

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