カーボンニュートラルの実現に向けた行動を学ぶ講座が高松市で開かれました。講座で使われたのは「カードゲーム」です。
民間企業が作ったカードゲーム。参加者は「政府」「食品メーカー」「環境NPO」など、12の業種にわかれ、それぞれの業種で決められた目標を達成するために資金を集めたり、二酸化炭素排出量を削減したりします。
同時に考えるのは、カーボンニュートラル(二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにすること)な社会の実現です。
高松市が開いたこの講座には社会人や大学生など約40人が参加し、ゲームを通じて経済活動とカーボンニュートラルの両立に向けて、企業や個人がどういったことに取り組むとよいかを考えました。
(参加した大学生)
「カーボンニュートラルという言葉としては知っていたけれど、思ったよりも市民のアクションが影響をもたらすのって難しいことだったんだなと実感した」
高松市は2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の実現を目指しています。