証券会社の社員になりすまし、岡山県倉敷市の男性から現金500万円をだまし取ったとして、東京都の自称個人事業主の男(51)が24日、詐欺の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、男は2025年5月18日から7月11日にかけて、SNSを使って男性に「機関投資家の買い支えがあるため、利益を得られる確率は95%以上」「取引を間に合わせるためには入金手続きを完了する必要がある」などとうそのメッセージを送信しました。そして7月7日、証券会社の社員になりすまして倉敷市の男性の自宅を訪問し、現金500万円をだまし取った疑いです。
男性が500万円を引き出したことを不審に思った金融機関が警察に通報し、詐欺が発覚しました。男性が7月14日、警察に被害届を提出し、男を特定して逮捕しました。
警察の調べに対して男は「現金を受け取ったけど詐欺とは思わなかった」と容疑を否認しています。
警察が、共犯者や余罪についても調べています。