香川県の男性2人がSNSを悪用した詐欺に遭い、合わせて約9600万円をだまし取られました。
警察によりますと、香川県に住む40代の男性は2025年5月、出会い系サイトで知り合った女性を名乗る人物から、LINEで「アプリ使ってドル貯金すればお金が増える」などと説明されました。
男性が指定されたアプリをダウンロードして、指定の口座に振り込むと、偽のアプリ上で1億円程度の資産に達したように表示されました。
しかしアプリのカスタマーセンターから「取引情報を漏洩している」と違約金を請求され、男性は購入した暗号資産を送金してあわせて5611万円あまりをだまし取られました。
また香川県の50代の男性も2025年3月、出会い系アプリで知り合った女性を名乗る人物からLINEでFX投資を持ちかけられ、合わせて4004万円余りをだまし取られたということです。
香川県警は運用アプリのダウンロードを指示されるなどした場合は詐欺を疑うよう呼び掛けています。