菓子を製造販売する竹久夢二本舗敷島堂の新しい工場が瀬戸内市邑久町に完成し、10日に記念セレモニーが開かれました。セレモニーには関係者に加え、 瀬戸内市の黒石 健太郎市長も出席しました。
新工場は、本社の隣に整備されたもので、鉄骨平屋建ての約1100㎡です。10日から稼働しました。
この新工場では、主力銘菓の「夢二」などの焼き菓子を製造。焼き上げるためのトンネル型のオーブンなどが、これまでの工場から移設されています。製造から個別包装までを自動で流れるラインで対応するため、夢二の生産能力は、これまでは1日3万個でしたが、5万個になる見込みです。
竹久夢二本舗敷島堂は「年商20億円程度まで生産できる見込みになった。地元のお客様に今まで以上に、より多くより早くよりおいしく商品をお届けできるように取り組んでいきたい」としています。
新工場では断熱機能を高めたため、外の気温に左右されることなく室温を一定に保つことができ、工場内で働く人の環境も整備されました。