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耐震不足の香川県庁北館 現在の場所で建て替えへ 看護専門学校跡地への移転方針を転換

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 香川県は耐震化ができていない県庁北館を現在の場所で建て替えることを決めました。

 香川県庁の本館に隣接する北館は1966年に完成しました。地下1階、地上4階建てで県庁生協の売店や共用の会議室などが入っています。

 香川県は当初、地下の構造物が撤去できないため、高松市番町の看護専門学校跡地に新しい施設を整備する計画でした。

 しかし2024年度から詳しく調査したところ、現地での建て替えが可能であることが判明し、利便性がよく、維持管理費も抑制できるとして方針を転換しました。

 新しい北館は地上5階建てで、延べ床面積は今よりも小さい約5900平方メートルを想定しています。

 香川県庁生協の売店の面積を縮小します。大規模災害の発生時に国や他県からの応援職員の活動場所などとして活用することを想定した会議室を整備し、香川県警本部の執務室などを確保することも想定しています。

 2025年度中に基本設計に着手し、2031年度ごろの完成を目指しています。

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