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倉敷市夫婦殺傷事件 実行役の男(28)が控訴審で有期刑求める 1審判決は無期懲役 広島高裁岡山支部

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 2023年12月、倉敷市玉島の住宅で夫婦が殺傷された事件で、実行役として無期懲役の判決を受けた男の控訴審が5日、始まりました。被告側は改めて「有期刑が相当」と主張しました。

 殺人などの罪に問われているのは、岡山市の無職、村上航希被告(28)です。

 一審の判決によりますと、村上被告は殺人などの罪で起訴されている問田直孝被告(31)と共謀し、問田被告の両親を殺害しようと計画しました。そして問田被告から報酬を受け取り、2023年12月、問田被告の父親(当時57)を包丁で殺害し、母親(52)に大けがをさせたなどとして、無期懲役の判決を受けました。

 判決を受けて村上被告は問田被告に利用されたなどと主張し、「量刑が不当」と控訴していました。

 5日の控訴審で被告側は改めて「有期刑が相当」と主張しました。一方、検察は1審判決は妥当だとして控訴棄却を求めています。

 判決は2026年1月14日に言い渡される予定です。

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