妹の首に刃物を突き刺して殺害しようとしたとして、瀬戸内市の男(20)が5日、逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、瀬戸内市邑久町山田庄の無職の男(20)です。警察の調べによりますと、男は、4日午後3時ごろから午後3時30分ごろまでの間に自宅で、同居中の妹(19)の首に刃物を突き刺して殺害しようとした疑いが持たれています。
妹は首にけがをしましたが、命に別状はありません。警察は、凶器とみられる刃渡り6cmのナイフを自宅から押収しました。
男は、妹と母親と3人で暮らしています。母親が妹を病院に連れていった後、「兄が妹の首を刺した」という内容の通報をしました。
警察の調べに対し、男は「ナイフで突き刺したことに間違いないが、殺意はなかった」と話しているということです。警察は、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて捜査しています。