職員らの退職が相次いでいる岡山県早島町。町政運営に不安があるなどとして町民の有志が4日、町に住民説明会の開催を求めました。
早島町の佐藤博文町長に住民説明会の開催を求めたのは、町民の有志7人です。
町民グループは、町職員の相次ぐ退職で不安が広がっているとし、町政をこのまま継続できるのか説明すべきだとしています。
早島町は、一部の町議会議員が町の職員に対してパワーハラスメント的な言動を繰り返していた可能性があるとして第三者委員会を設置して調査しています。
町によりますと、早島町では2024年度に12人、2025年度はこれまでに3人の職員が退職しています。また11月14日、古井武徳副町長(54)が健康上の理由で辞職する予定です。
町民グループは2026年3月に完成予定のJR早島駅周辺の整備事業で指定管理者が決まっていないことなども指摘し、町がどうするつもりなのか説明してほしいとしています。
(町議会健全化を求める町民有志/八木茂さん)
「いろんな問題が山積しております。そのあたり早く進めていかないと早島町ほんとに沈没するんじゃないかなと。早くそういう不安を払拭したい」
(早島町/佐藤博文 町長)
「町民の皆さんのご意見を真摯に受け止めて町議会の方にもお話をして、それから町民説明会を開くような段取りになると思います」