両備グループのクルーズ運航会社「Rヨット」(本社・東京)は、建造中の日本初のヨットスタイル客船の船名を「SEFU(せふ)」に決定したと発表しました。
Rヨットによると、「SEFU」は日本初のヨットスタイル客船(スモールラグジュアリー船)として、小型船でしか寄港できない瀬戸内や南西諸島、日本の美しい沿岸を巡ります。船尾には小型ボートやシーカヤックなどに乗り込めるマリーナを備え、離島への上陸など海を満喫できるヨットクルーズが体験できるということです。
船名の「SEFU」のSEは「瀬戸内」を、FUは「風」を表し、時に穏やかに寄り添い、ときに人々の歩みを進めてきた「風」への思いが込められているということです。
現在ポルトガルの造船所で建造中で、2027年に竣工、就航予定です。全長は約110~120メートル、総トン数約1万トンで、客室数は60室、乗客数は120人を予定しています。