両備システムズ(岡山市)は7月、IPカメラとAI画像解析を活用したトラックバース(荷降ろしスペース)の在車検知システム「IT-Parking for Truck」の提供を開始しました。
物流業界の人手不足や長時間労働の改善に向け、国土交通省はトラックドライバーの1運行当たりの荷待ち時間や荷役作業時間を2時間以内に抑えるようガイドラインを示していて、システムの導入で荷待ち時間の短縮と遠隔監視による省人化が期待できるとしています。
IT-Parking for Truckは、AIがトラック後部の形状を正確に識別し、バースごとの入出庫状況や滞留時間を把握します。遠隔監視を行うことで、常駐の人員を減らし、一括して複数バースを効率的に運用できるとしています。
このシステムは、7月23日から25日まで東京ビッグサイトで開催される「第5回交通インフラ設備機器展」に出展される予定です。