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岡山出身の現代アーティスト・松井えり菜さんの作品が東京都現代美術館に新たに収蔵 25日から展示も

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 自画像をテーマにした作品で知られる岡山出身の現代アーティスト・松井えり菜さんの作品が東京都現代美術館に初めて収蔵され、
 そのコレクションに、新たに松井さんの作品2点が選ばれました。12月25日に始まった「開館30周年記念 MOTコレクション」では、この2点も含めた松井さんの作品22点が展示されています。

 収蔵された作品の一つ《イミテーションサパー》は、テーブルにおもちゃが散乱しているという子育て中の日常の光景が、レオナルド・ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》に見えたことから着想した作品です。
 約2年かけて描いたこの作品について、松井さんは「リアルな生活の中に美術教育を受けた自分だからこそ描ける、新たな「自画像の形」が発見できた作品となった」としています。

 

 ちなみにテーブルクロスの部分には、松井さん自身の顔がうっすらと浮かんでいます。

 このほか、展示会では名画の登場人物や歴史上の人物などに扮して写真や映像作品を手がけるアーティスト・森村泰昌など、日本人を中心に約10人のアーティストの作品が展示されています。

 「開館30周年記念 MOTコレクション」は、東京都現代美術館で2026年42日まで開催されています。

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