民間の調査会社・東京商工リサーチが2025年の全国「社長の輩出率・地元率」調査の結果を発表しました。
東京商工リサーチのデータベース約440万社の代表者データ(個人企業を含む)を基に出身地を抽出して集計し、人口規模を考慮した社長の「輩出率」を算出しました。
道府県別の社長の「輩出率」(社長数÷人口)は、徳島県が1.34%(前回1.35%)で8年連続トップでした。古くから近畿圏と交易があり、産業や観光・文化等の振興が目的の「関西広域連合」に四国から唯一加わっています。2位は山形県の1.12%(前回1.14%)、3位が香川県の1.06%(同1.08%)で、10位内に四国3県(徳島・香川・愛媛)が入っています。
輩出率が最も低かったのは、埼玉県の0.26%(同0.26%)、46位が千葉県の0.27%(同0.27%)、45位が神奈川県の0.32%(同0.32%)で、下位10位以内に首都圏や近畿圏の自治体が入りました。
社長の出身都道府県と本社の所在地が同一の「地元率」は、沖縄県が92.1%(前回92.4%)で調査開始以来12年連続でトップでした。2位以下は、愛知県の88.4%(前年88.7%)、広島県の86.9%(同87.2%)、北海道の86.7%(同86.9%)、香川県の85.8%(同85.9%)が続きます。
地元率が高い地域について東京商工リサーチは「愛知県や広島県は自動車産業の集積地であり、取引先や関連企業などのすそ野が広く、下請け企業の後継社長も押し上げた可能性がある」と分析しています。