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「やりがいは?」高校生が地元の企業にインタビューシップ 経営者らの前で学んだことを発表 香川・さぬき市

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 香川県さぬき市の高校生が、地元の企業で働く人から仕事への思いややりがいを聞き取る「インタビューシップ」に取り組み、14日にその成果を発表しました。

 インタビューシップに取り組んだのは、志度高校商業科の2年生31人です。

 1人1社ずつ香川県内の企業を訪問して、経営者の理念や従業員のやりがいを聞き取りました。そして14日は発表会が行われ、生徒は、お世話になった企業の経営者らの前で、インタビューシップを通じて学んだことを話しました。

(ラーメン店を訪問/大山ゆうあ さん)
「私がインタビューシップでお世話になったのは、『ラーメン 若松』です。ラーメンを目の前で作ることに意味がある『ライブ感』、ラーメンならではの元気と思いやりとおっしゃっていました」

 大山ゆうあさんは、高松市牟礼町のラーメン店「若松」で2日間にわたって食器洗いや配膳を体験しながら、働くスタッフにインタビューしました。

(ラーメン店を訪問/大山ゆうあ さん)
「みんな口をそろえて『思いやり』と言っており、インタビュー回答が違っても、若松に対する思いや目標はみんな一緒で、他人同士でもチームとして働くことができるのは素敵だと感じました」

 志度高校は、生徒に地元の企業について知ってもらうとともに「仕事のやりがい」や「自分のやりたいこと」を明確にしてもらうため、今後もインタビューシップを続けるということです。

(ラーメン 若松/久保佑一郎 店長)
「わが子を見ているような感じで、勝手ながらですけど。持ち前の明るさで来ていただいたので、こちらもスタートしやすくて、逆に僕らが学ぶことが多かったりもするのが、このインタビューシップの良さだったのかなと」

(ラーメン店を訪問/大山ゆうあ さん)
「将来の夢決まってから、思いやりとか従業員同士のコミュニケーションとか、自分が職に就いてからも、同じようにできるように生かしていきたいです。(Q.ラーメン店になる気は?)考えときます(笑)」

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