高松市が主催する2026年度の「菊池寛記念館文芸講座」が、6月6日から高松市生涯学習センター(まなびCAN)で開かれます。
講座は、高松市出身の文豪・菊池寛を顕彰するとともに、地域文芸の振興を目的として開かれるものです。2026年6月から2027年3月までに全10回行われます。参加は無料、申し込み不要で各回先着60名が対象となります。
第1回は6月6日(土)の午後1時半から3時まで、講師は作家の佐々木良さんが務めます。
佐々木さんは2020年に高松市で出版社「万葉社」を起業し、同社から刊行した現代語万葉集『愛するよりも愛されたい』などは国内外で話題となり、シリーズ累計27万部を超えるベストセラーとなっています。著書はほかに『美術館ができるまで』『ツカレナオース!』などがあります。
講座では、香川県と万葉集との歴史的なつながりに焦点が当てられます。万葉集の全4500首のうち5番目の歌が香川県で詠まれており、高松市には重要文化財「天治本万葉集」も伝わっています。また、柿本人麻呂の歌も同地に残っているということです。
第2回(7月4日)は徳島文理大学文学部教授の中山弘明さんが「島崎藤村の文学を新しく読み直す」をテーマに登壇。ミステリー作家の森昌磨さんや男木島図書館理事長の額賀順子さんなども講師を務める予定です。
問い合わせは菊池寛記念館仮事務所(電話:087-861-4502)まで。