岡山市が進めている路面電車のJR岡山駅前広場への乗り入れ事業。市が14日、工事の進捗状況を公開しました。
(記者リポート)
「もともとはこちらに路面電車の電停がありました。そこから約100mレールを敷いて、JR岡山駅からほど近い場所に新しい電停が造られています」
岡山市は総事業費約122億円をかけ、路面電車の駅前広場への乗り入れ事業を進めています。
市民からの問い合わせに応えるため、市は14日、工事現場を報道関係者に公開しました。
市の担当者によりますと、レールが伸びる約100mのうち、現在60mほどの工事が完了しているということです。
また、新しい電停には4つの乗降ホームが設けられます。
工事は年内に完了する見込みで、路面電車の駅前広場への乗り入れは2027年3月に開始する予定です。
(岡山市 都市整備局/江川喜博さん)
「ただいま工事の状況については順調に進んでいる。来年3月の開業に向けて引き続き工事を着実に進めていきたい」
約122億円の総事業費 市民「多額ではないか」
路面電車が岡山駅前広場に乗り入れるとどうなるのでしょうか。
これまでJR岡山駅から電停に向かう際交差点を2度渡る必要がありましたが、乗り入れ後は交差点の横断はありません。
市は岡山駅の改札から電停まで要する時間が、これまでより最大3分ほど短縮。高齢者やベビーカーの利用者も使いやすくなるとしています。
一方、約122億円の総事業費については市民から「多額ではないか」との声が寄せられています。
市の担当者は「多くの費用がかかっている」とした上で、「より安全で便利になることなどを実感してもらえるようにしていきたい」と話していました。