運輸安全委員会は27日、2023年1月に沖縄県の那覇空港に着陸した岡山航空(岡山市)の小型飛行機のプロペラに損傷が見つかった重大インシデントの調査報告書を公表しました。
原因について横風を受けながらの着陸滑走中に、エルロン(補助翼)の操作量が不足していたためと推定しています。
国交省などによりますと、2023年1月11日午前11時ごろ、岡山航空の小型飛行機が那覇空港に着陸を試みましたが機体姿勢が不安定になったことから、着陸をやり直すことになり、約15分後に着陸。飛行後の点検でプロペラの先端に損傷が見つかりました。
報告書によりますと、小型飛行機が横風を受けながらの着陸滑走中に、風上側の左主翼が浮き上がらないようにするためのエルロン(補助翼)の操作が不十分となっていた可能性があるとし、そのため機体が右前のめりとなり、プロペラ・ブレード(羽)が滑走路に接触したのではないかと推定しました。
再発防止策として、両方の主脚にしっかりと荷重を乗せ続けるために、風上側にエルロン(補助翼)を常時使用してウイング・レベルを保つようにすることなどが必要としています。