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仮設住宅への浸水被害も…能登復興の道筋は

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 能登半島を豪雨が襲い大きな被害が出ましたが、仮設住宅が浸水したことにショックが広がっています。

 石川県能登半島を襲った記録的豪雨。川の氾濫や浸水、土砂崩れなど、各地に大きな傷跡を残しました。

 石川県などによると、これまでに9人が亡くなり、6人がいまだ行方不明です。25日午後には珠洲市で1人が発見されましたが、心肺停止の状態で、性別や年代は不明です。

 また、道路の寸断により、一時100カ所を超えていた孤立集落は16カ所まで減少しましたが、23日に孤立が解消された輪島市町野町では電気や水道などのライフラインが壊滅的な被害を受けました。

町野町の住民 「ずっと停電しているし、水も出ない」 「食事もとれない、お風呂も入れない。どうしたらいいかね」

 1月の地震からおよそ9カ月。いまだ避難生活が続くなか、豪雨の被害は地震の被災者が住む仮設住宅にも及びました。

 輪島市内の仮設住宅は床上まで浸水。住民は視察に来た馳知事に対し、早期の支援を訴えました。

住民 「せっかくの仮設なんだけど、住めないです」 石川県 馳浩知事 「そんな状況じゃないね」 住民 「ないです」

馳浩知事 「ひどい。すぐに国とも連携して、市長にもお話伺いましたし、直します」

 仮設住宅への浸水被害。

 県の担当者によると、大雨特別警報が出された輪島市、珠洲市、能登町で建設された仮設住宅のうち、およそ4割が河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域の中にあったのです。

Xへの投稿 「なぜ浸水するような場所に建てた。これは人災」 「県外に建てるという選択肢はなかったのか」

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