仙台市で特殊詐欺グループの男女29人が逮捕された事件で、1カ月あたり1億9000万円を目標に犯行に及んでいたことが分かりました。
大橋和之容疑者(35)ら男女29人は偽の高額当選金受け取りサイトなどを運営し、電子マネーや現金合わせて843万円をだまし取った疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、メンバーの大半はメッセージを送る「打ち子」で、1カ月あたり1億9000万円をだまし取ることを目標に犯行に及んでいて、打ち子の報酬はだました数に応じた歩合制だったということです。
警察は総額70億円をだまし取っていたとみて捜査しています。