中国外務省は日本を含む9カ国に30日以内の短期ビザなし渡航を認めると発表しました。日本人に対するビザ免除は新型コロナウイルスが感染拡大した2020年以来、約4年半ぶりです。
中国は2020年3月まで日本からの15日以内の短期ビザなし渡航を認めていましたが、新型コロナが感染拡大したことを受けて停止されていました。
コロナが収束した去年以降、中国政府はヨーロッパや東南アジアなど29カ国に対し、すでに15日以内の短期ビザなし渡航を認めていましたが、中国外務省の報道官は今月22日、これらの国と新たに発表された日本を含む9カ国の合わせて38カ国について、30日以内のビザなし渡航を認めるということです。
期限は今月30日から来年いっぱいまでということです。
日本の経済界は人の往来が制限されビジネスに影響が出ているとして、短期ビザなし渡航の再開を強く要望していました。