反体制派の武装勢力との戦闘が激化するシリアに現政権を支援するイランの外相が訪問し、アサド大統領と会談しました。
イランのアラグチ外相は1日、シリアの首都ダマスカスを訪問し、アサド大統領と会談しました。
会談の中でアラグチ外相は、地域の安全と安定を守るためにシリアの政府や軍隊を支援することを確認したとしています。
また、「過去にシリアがテロリストを打ち破ったように、今回も成功し、打ち破ることを確信している」と強調したということです。
これに対してアサド大統領は、テロの根絶に向けて国が包括的な努力をすることを約束しました。
シリア第2の都市アレッポでは反体制派の勢力が攻勢を強めていて、シリア人権監視団によりますと、死者は少なくとも417人に上っています。