アメリカは大雪で非常事態宣言が出されました。
エリー郡の幹部 「今回の雪はインチ(2.54センチ)ではなくフィート(30.48センチ)のレベルです。家の中にとどまって安全を確保して下さい」
アメリカ北東部を襲った今シーズン初の大雪。ペンシルベニア州では、約60センチの積雪となりました。
大雪をもたらしているのは、この地域ならではの現象「レイク・エフェクト」です。
気象予報士 「レイク・エフェクトの雪の帯は、ほとんど移動していません。五大湖上空にとどまっている状態です」
レイク・エフェクトとは五大湖に流れ込んだ冷たい空気が湖の水で温められ、水蒸気を伴って上昇。発達した雪雲によって風下側で大雪となる現象です。
地元住民 「皆さん、おはようございます。これがレイク・エフェクトです」
地元住民 「きのうは4時間、雪かきしたよ。きょうはここで1時間だ」
吹雪によってホワイトアウトも発生。ニューヨーク州では180センチを超える積雪が予想され、11の地域で非常事態宣言が出される状況となっています。
(C) CABLE NEWS NETWORK 2024