岡山県赤磐市は、AIが最適なルートを考える予約制の乗り合い車両の実証運行を始めました。
（赤磐市政策推進課／古田聡 主任）
「2つ以上の予約が入ったときにAIが自動的に最も効率的なルートを計算してくれるようになったので運行管理の手間が省ける」
実証運行は、路線バスの停留所の数が少ないなどの声を受けた赤磐市が公共交通の利便性を向上させようと行うものです。
利用者が電話かアプリで予約すると、AIが予約状況や到着時間などを計算し、最適なルートを考えます。
2日は出発式が行われ、赤磐市の友實武則市長らがテープカットをしました。
利用者は、熊山地域を中心にゴミステーションや集会所など約120カ所で乗り降りできます。料金は、電話での予約が400円、アプリでの予約が300円です。
（赤磐市政策推進課／古田聡 主任）
「乗りたいときに行きたい場所まで行くことができるようになったと思っています。友人と一緒にお出かけする際にも乗り合いで行くことも できるのでぜひ気軽に使ってもらえたら」
実証運行は2025年3月までで、市は利用状況などを踏まえて2025年度から本格導入するか判断するということです。
