兵庫県知事選を巡り、斎藤元彦知事(46)とPR会社の代表が、公職選挙法違反の疑いで刑事告発された。刑事告発を行った弁護士は「PR会社にSNS運用を依頼していた事実は動かない」と訴えている。
■斎藤知事、公選法違反疑惑を否定
2日、兵庫県警と神戸地検に刑事告発をしたのは、神戸学院大学・上脇博之教授と郷原信郎弁護士。
上脇教授 「選挙運動に対する報酬の支払いとなると、買収・被買収が成立するということで告発できると判断した」
告発状によると、「PR会社へのおよそ70万円の支払いが広報・SNS戦略全般への対価であって、公職選挙法違反の疑いがある」と指摘している。
上脇教授 「どう考えても、選挙に主体的に、かつ裁量のある戦略的なPR活動を行ったことは明らか」
刑事告訴された斎藤知事はこのように話した。
斎藤知事 「(SNSは)ボランティアの中で私も含めて運用していた。公選法に抵触することなどはない」
一方、郷原弁護士は…。
郷原弁護士 「SNS運用を依頼していたという事実は動かないと考えられます」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年12月3日放送分より)