シリアのアサド政権の崩壊で戦闘を逃れて国外に避難していたシリア難民は、祖国への期待を抱き帰還を始めています。
隣国ヨルダンの国境近くにあるキャンプでは、難民として避難生活を送る100世帯が暮らしています。
避難した後に生まれ、祖国を知らずに育った子どもたちも多くいます。
シリア難民の女性 「(Q.シリアで子どもたちに見せたい場所は?)昔、住んでいた場所『ハサカ』です。内戦が始まった時に避難してきたから」
この家族はアサド政権の崩壊によってシリアに帰れるという希望を抱いたということです。
現在、シリアと行き来ができるヨルダンで唯一の検問所でも早速、家族のもとに帰る人たちの姿が見られました。
しかし、新しい政権が安定した運営を出来るのかなど、課題も残されたままです。