ガザ地区南部で国連が運営する学校にイスラエル軍の空爆があり、子どもを含む少なくとも20人が死亡しました。
イスラエル軍は16日、イスラム組織「ハマス」が活動の拠点にしているとして、ガザ地区南部のハンユニスにある学校を空爆したと発表しました。
空爆の前に精密兵器を使用するなどし、民間人への危害を減らす措置を講じたと主張していますが、現地の医療関係者は少なくとも子どもを含む20人が死亡したと明らかにしています。
この学校はUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)が運営していて、当時は避難してきた人たちが身を寄せていたとしています。
ガザ地区保健当局によりますと、16日、パレスチナ側の死者は一連の衝突が始まった去年10月以降、4万5000人を超えました。