ガザ地区の停戦は予定よりも3時間遅れて発効され、イスラム組織「ハマス」に捕らえられていた人質3人がおよそ1年3カ月ぶりに解放されました。
ハマスによってガザ地区に捕らえられていた人質の女性3人は、第1段階の6週間の停戦が発効したことを受け、19日に解放されました。
この停戦期間では合わせて33人が解放されます。
引き換えとして、イスラエルは刑務所に収監していたパレスチナ人を釈放します。
女性と子ども90人が19日に釈放される予定です。
今回の停戦を巡っては、ハマスから解放される人質のリストが提出されていないことなどを理由にイスラエルがガザ地区での攻撃を続け、予定されていた時間よりも3時間遅れて開始されました。
これを受けて、パレスチナに強硬姿勢を示すイスラエルの極右政党「ユダヤの力」は、ネタニヤフ政権を離脱したと発表しました。