ガザ地区の停戦が発効し、イスラム組織「ハマス」は人質3人を解放しました。それと引き換えにイスラエルも収監されていたパレスチナ人90人を釈放しました。
中東のメディアは、ハマスが人質3人を解放した引き換えに、イスラエルが刑務所に収監していたパレスチナ人を釈放したと報じました。
女性や子どもなど90人が対象で、エルサレムやヨルダン川西岸に移送されたということです。
一方、停戦の発効で人道支援も加速しています。
ガザ地区南部との境界にあたるエジプトのラファ検問所では、支援物資や燃料の運び込みが再開されました。
イスラエル軍が去年5月、ラファ検問所を閉鎖したため、ガザ地区では支援が滞り生活環境の悪化が続いています。