アメリカの元駐日大使のキャロライン・ケネディ氏が、いとこのロバート・ケネディ・ジュニア氏について厚生長官に不適格だと自身のSNSで述べました。
キャロライン・ケネディ氏 「FDA(食品医薬品局)、NIH(国立衛生研究所)、CDC(疾病対策センター)、医療ケアの各施設など、我々のなかで最も弱い立場の人々を守る責任を負っている機関を監督するのは非常に重大な責任であり、ボビー(ロバート・ケネディ・ジュニア氏)には、その責任を果たす資格がありません」
トランプ大統領から厚生長官に指名されたロバート・ケネディ・ジュニア氏について、キャロライン・ケネディ氏は「彼はカリスマ性がありルールを破る意思で人々を引き付けてきたが、保健機関を率いるには医学、財政、政府の経験が足りない」と主張しました。
そのうえで、上院議員に宛てて厚生長官就任に反対するよう求める書簡を送ったことを明らかにしています。
議会上院では29日から、ロバート・ケネディ・ジュニア氏の指名承認に向けた公聴会が開かれます。