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「生きているうちに決着を」 赤ちゃんとみられる3遺体を遺棄か 死亡の両親を書類送検

社会

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 去年7月、神奈川県藤沢市のアパートの1室で赤ちゃんとみられる3人の遺体が見つかった事件で、警察はすでに死亡している両親を死体遺棄の疑いで被疑者死亡のまま書類送検しました。

 死体遺棄の疑いで書類送検されたのは、3人の両親です。

 警察によりますと、2人は2000年から2020年にかけて、藤沢市の自宅アパートの押し入れに赤ちゃんとみられる3人の遺体を遺棄した疑いが持たれています。

 警察によりますと、遺体はそれぞれ土が入ったバケツに入れられて放置されていました。

 遺体は腐敗が進んでいて、司法解剖でも死因は判明しなかったということです。

 母親は44歳で、5年前に病死していました。

 男性も51歳で去年7月に病死していますが、死亡する1週間ほど前に「話したいことがある」と警察に通報し、バケツに遺体が入っていることを伝え、「生きているうちに決着をつけたい」などと話したということです。

 警察が親族に聞き取ったところ、夫婦は生活が困窮していて、赤ちゃんの埋葬ができなかったものとみています。

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