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PFAS血中濃度検査 住民53人に追加実施 岡山・吉備中央町

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 岡山県吉備中央町の浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物・PFASが高い濃度で検出された問題です。町は2024年11月から12月に公費で行った血液検査を受けられなかった希望者合わせて53人に追加の検査を行ったと発表しました。

 追加のPFAS血中濃度検査は2025年1月25日から2月2日の間に行い、13歳以上の49人と12歳以下の4人、合わせて53人が受けました。町によると、検査結果は2月下旬以降に分かるとみられます。

 吉備中央町は2024年11月25日から12月8日までに町内外でPFASの血中濃度検査を8回実施。浄水場の水を継続的に飲んだ2歳以上の町民約2400人に健康調査票を送り、希望した709人が検査を受けました。

 そして、2025年1月28日に検査の結果を公表。それによりますと、血液1mLの中に含まれていた7種類のPFASの合計の量は平均で151.5ナノグラムで、アメリカの学術機関の指針が健康に影響するリスクが高まるとしている20ナノグラムを大幅に超えていました。

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