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「船の体育館」解体費用10億900万円を新年度当初予算案に計上へ 香川県が方針固める

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 世界的な建築家、丹下健三が設計した「船の体育館」こと旧香川県立体育館の解体費用を県が新年度の当初予算案に計上する方針を固めたことが分かりました。

 関係者によりますと、新年度当初予算案に計上するのは解体工事などの費用10億900万円で、事業期間は2025年度から27年度までです。

 1964年に完成した旧香川県立体育館は、老朽化のため2014年9月に閉館。県は「有効な利活用策がなく、苦渋の選択」だとして2023年2月に解体の方針を決めました。

 そして、2024年6月、県議会で淀谷教育長が解体実施設計の結果、解体費用は10億円程度になる見通しを示し、物価の上昇に伴う単価の置き換えなど、精査を進めてきました。

 県と県教委は、貴重な建築物の記録を後世に残すため、解体工事と並行して3D測量や動画撮影なども行う方針です。

 香川県の新年度当初予算案は2月17日に開会する2月定例県議会に提案されます。

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