日本の航空会社として初となるトルコへの直行便が12日から就航しました。中東やアフリカへの玄関口としても期待されています。
ANAは12日から羽田空港とトルコのイスタンブールを週3回往復する定期便を就航しました。
親日国として知られるトルコへの直行便を日本の航空会社が運航するのは初めてです。
利用者のおよそ9割は旅行目的であると想定されることから、日本-トルコ間の移動のみならず、トルコを起点とした中東やアフリカ諸国との往来が増える効果も期待されています。
また、自動車部品や生地、衣類など日本を経由したアジアとトルコ間の貨物需要も取り込みたいということです。
ANA 平澤寿一代表取締役 「5年遅れての就航ということで、ようやくこの日が来たという思いでございます。海外からのお客様も非常に多く戻ってきていただきました。これからですね、さらに成長に向けて頑張っていきたいと思います」
乗客158人を乗せて午前8時15分ごろに出発した最初の便は現地時間の午後3時55分に到着する予定です。
イスタンブール便が就航したことで、コロナ禍で延期されていたANAの新規路線はモスクワ便を除いてすべて就航したことになります。