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岡山市の新年度当初予算案 一般会計の総額4093億円 9年連続で過去最大 岡山駅バス乗り場の屋根リニューアル工事を復活

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 岡山市が新年度の当初予算案を発表しました。9年連続して過去最大で路面電車の乗り入れ事業では取り止めていたバス乗り場の屋根のリニューアル工事を復活させる予算などを盛り込んでいます。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「令和7年度当初予算案、より誇れるまち岡山へ。市民の心を豊かにし、ワクワク感を持ってもらう」

 岡山市の新年度の当初予算案は一般会計の総額で約4093億円です。2024年度の当初予算より237億円増え、9年連続で過去最大です。

 JR岡山駅東口広場への路面電車の乗り入れ事業については、駅前交差点の整備や一旦、取りやめていたバス乗り場の屋根をリニューアルするための予算として7億3000万円を計上しました。

(記者リポート)
「バス乗り場の屋根について市は、設置から約30年経ち老朽化が進んでいるとともに屋根の幅が狭く歩いている人が雨にさらされるとして、再整備が必要だとしています」

 路面電車の乗り入れ事業について、市は2022年に地下街の工事計画に不備が判明して追加工事が必要となり、事業費が膨らんだことから一部の事業を取りやめていました。

 今回「バス乗り場の屋根のリニューアル工事」を復活させることや建設費の高騰により路面電車の乗り入れ事業の総事業費は2022年2月時点と比べて約51億円増えて、117億円となっています。

 このほか中学校の体育館などに空調を整備するための費用約2900万円。

 市立の全ての小中学校に防犯カメラを設置する費用として約3700万円を市長査定で盛り込んでいます。

 一方、計画している新しいアリーナの整備に向けた費用は当初予算への計上を見送りました。

 ただし、大森市長はアリーナ整備の機運を高めていきたいとして完成イメージやチラシを作成するための費用を2月17日に開会する市議会に補正予算案として計上するとしています。

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