USスチールの買収計画を巡り、日本製鉄の幹部が12日午前、アメリカに向けて出発しました。
政府関係者によりますと、先日の日米首脳会談で石破総理大臣が、日本製鉄によるUSスチールの買収計画について、計画の修正の概要をトランプ大統領に伝えています。
トランプ大統領も首脳会談後に、日本製鉄は「買収ではなく巨額の投資を行うことで合意した」と述べ、自ら日本製鉄の幹部と会談して調停と仲裁を行う考えを示していました。
トランプ大統領と会談するのは日鉄トップの橋本会長とみられますが、その前に、以前から現地で交渉を続けていた幹部が12日午前に出発し、事前の調整に向かったとみられます。
