ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアとの仲介にもあたったトルコを訪問し、停戦交渉がウクライナ抜きで進められてはならないと非難しました。
ゼレンスキー大統領は18日、訪問中のトルコでエルドアン大統領と会談しました。
その後の会見で、ゼレンスキー大統領は同じ日にサウジアラビアで実施された米ロ高官による協議を引き合いに出し、「ウクライナ抜きでの戦闘終結の決定はありえない」と強調しました。
トルコやヨーロッパ諸国も協議に参加すべきという考えを示しています。
また、当初19日に予定していたサウジアラビアへの訪問を3月10日まで延期することも明らかにしました。
そのうえで、公正な平和を確保するためにアメリカなどがキーウに来て停戦に向けた協議をするよう呼び掛けました。