国の登録を受けずに海外の集団投資ファンドへの出資を募ったとして9人が逮捕された事件で、主犯格とみられる男が起訴されました。
金融商品取引法違反の罪で起訴されたのは、千葉市の会社役員の男(32)です。
起訴状によりますと、男は2019年から2020年にかけて、仲間と共謀して国の登録を受けていないにもかかわらず、9人に対して海外の集団投資ファンドへの出資を募った罪に問われています。
男は、ファンドに出資した人から合わせて110万円をだまし取った疑いでも逮捕されていましたが、こちらは不起訴となりました。
岡山地検は不起訴の理由を明らかにしていません。
この事件を巡っては、資金の管理をしていたとみられる別の男性も逮捕されていましたが、嫌疑不十分のため20日付けで不起訴となりました。