赤ちゃんの遺体を自宅に遺棄した疑いで逮捕された女の身柄が、20日、高松地方検察庁に送られました。
死体遺棄の疑いで送検されたのは、高松市屋島西町の無職の女(21)です。
警察によりますと女は1月ごろ、赤ちゃんの遺体をボストンバッグに入れ、自宅のクローゼットの中に遺棄した疑いが持たれています。女は容疑を認めているということです。
赤ちゃんは女の子で、年齢は0歳と推定されています。女には幼い長男と長女の2人の子どもがいて、警察は、この遺体は長女とみてDNA鑑定をするとともに、亡くなった時期や死因を調べています。
香川県の子ども家庭課によりますと、1月14日に児童虐待に関する通報を受け、児童相談所の職員が女の自宅を継続的に訪問していました。児童相談所はこの通報以前に長男とは関わっていましたが、長女とは関わりがなかったということです。