岡山県新見市は、17日、約258億円の2025年度一般会計当初予算案を市議会に提出した。
地域公共交通計画に基づく公共交通の再編事業には、約6660万円を計上している。哲多・新見南西部乗り合いタクシーの本格運行を目指すなど。
子育て支援の取り組みでは、妊娠後期以降の健診にかかる交通費、出産時の宿泊費の助成事業に約1000万円を計上している。
安全安心の取り組みでは、全国的な強盗事件の多発を受け、市民らが防犯カメラを設置する際の費用を助成する事業に400万円を計上、また、救急搬送や災害時に活用するヘリポート整備事業に5900万円を計上している。
観光振興では、関西など都市圏に向けたPR事業に約4600万円を計上、また、新見市を訪れた観光客が市内を周遊できるようレンタカー費用の一部を助成する事業に100万円を計上している。
市政20周年関連では、周年を盛り上げる事業に補助金を出すとして200万円を計上するなどしている。