岩手県大船渡市の山火事は7日で発生10日目となりました。鎮火のめどはいまだ立っていませんが、市は一部で避難指示の解除を検討していることを明らかにしました。
6日、山火事による新たな延焼は確認されませんでしたが、まだ火種が残っていて、木の根元付近から白煙がみられるということです。
大船渡市災害対策本部 松川伸一防災管理室長 「大船渡湾の赤崎町地域を中心に、避難指示の解除の検討をしている状況です。(白煙発生などの可能性があるため)慎重に判断して参りたい」
大船渡市は6日、赤崎町や甫嶺地区の一部などで避難指示の解除を検討していると明らかにしました。
避難している住人 「ようやく鎮火に向かって着実に進んでいるんだなと、安心」
また、岩手県は今回の山火事を受け、被災者生活再建支援法の適用を発表しました。
住宅の再建など被害に応じて最大300万円の支援金が交付されます。