高松市の香川大学教育学部付属高松小学校の5年生がプロデュースした2種類のレトルトカレーの販売が6日、高松空港などで始まりました。
レトルトカレーで「食品ロス」問題の解決に貢献したいと考えた児童のアイデアを実現しようと、旅行会社のJTBと高松市などが約半年かけて共同で開発しました。
1つ目は「瀬戸内鱧とカレー。ときどきトマト。」(880円)。
流通させることが難しい魚や規格外で廃棄される野菜を活用しています。
(篠原茉那リポート)
「食べた瞬間にピリピリっと辛さが追いかけてくるんですけど、トマトの酸味とハモの旨味がいい感じに混ざりあって深い味わいになっています。おいしいです」
もう一つは「香川本鷹とタイっぽいカレー。」(880円)。
香川県の特産品がぎゅっと詰まった一品で、三豊ナスやオリーブハマチ、そして香川本鷹を使いその「辛さ」も特徴の一つです。
(プロデュースした児童は―)
「未利用魚ってこんな味がするんだとか、香川県の特産品はこんなおいしいんだみたいなことを知ってほしいです」
2種類のレトルトカレーはそれぞれ2000食ずつ、高松空港などで数量限定で販売されています。