石破総理大臣は参議院の予算委員会で温泉文化のユネスコ無形文化遺産への登録に意欲を示しました。
石破総理大臣 「(温泉文化を)ユネスコ無形文化遺産に登録するというのは極めて意義深いことだというふうに承知をいたしております。温泉文化の定義って何というとこからよく精査をして、これが世界に通じるようにしていきたいというふうに思っております」
自民党の清水真人参院議員は「地方誘客の1つの大きな可能性として温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録が叫ばれている」として、石破総理の考えを質問しました。
石破総理は時期については言及しませんでしたが、「日本の誇るものとして登録することを強力に進めていきたい」と強調しました。
鳥取県の平井知事が会長を務める「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会」は2028年の登録を目指しています。
日本からはこれまでに「能楽」や「和食」、日本酒や焼酎といった「伝統的酒造り」などが登録されています。