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山火事は発生から丸2日 消火活動が続くも…焼損面積は約311haに拡大 岡山市

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 岡山市南区の山火事は発生から丸2日が経ちました。現場では午後に火の勢いが一時強まった場所もありますが、鎮圧のめどは立っておらず消火活動が続いています。

(記者リポート)
「人家の近くで山が燃えています。赤い火柱がはっきりと見えます。黒煙が上がっています」

 発生から丸2日が経過した山火事。25日朝も自衛隊や消防のヘリが消火活動にあたりました。岡山市消防局によりますと、24日から25日昼にかけて焼損面積は拡大し、約311haとなりました。

 煙が立ち込める宮浦地区では畑仕事をする人の姿が。

(畑を見に来た人は―)
「水もやらなきゃいけないし野菜に。(Q.火事があってきょう初めて来た?)そうそうそう。あちこちで火事が起きて大変なことになっていたけどよそのことだと思っていた。身近なところで起きるとは思わなかった」

(住民は―)
「夜もなかなか気になって眠れないこともありますけど風がね……」

 そして、午後。

(記者リポート)
「午後1時半です。先ほどから風が吹いてきていて、神社や民家のすぐそばまで炎が迫っています」

 朝は地上から見えなかった炎。午後から岡山市では風が強まり、その影響か、再び火の勢いが強まった場所もありました。

 住宅や神社が並ぶ場所にも火の手が迫りました。

 24日までにこの山火事で住宅と倉庫合わせて6棟が焼けていますが、建物の新たな被害は確認されていないということです。

 岡山市は24日、住宅地などへの延焼を防ぐ見通しが立ったとして全ての避難指示を解除しました。

 避難指示が出ていたエリアの小中学校3校は25日に修了式の予定でしたが、24日に続いて休校となりました。

(小串小学校/平山元士 校長)
「子どもたちと1年間やってきて最後の締めをしっかりしたかったんですけど残念ですけど子どもたちの安全が第一なので」

 岡山市は避難指示は出ていないものの「万が一危険が迫った場合はすぐに避難できるよう準備を」と呼び掛けています。

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