サンマなどの漁獲枠について話し合う国際会議が始まりました。サンマの資源回復に向けて、去年よりも漁獲枠を削減する方向で協議します。
大阪市で24日から4日間開催される北太平洋漁業委員会では、日本やロシア、中国など9つの国と地域が参加し、漁獲枠の上限などが話し合われます。
サンマは近年、資源の減少を受けて漁獲枠を大幅に減らしていました。
しかし、少しずつ回復傾向にあることから、去年、漁獲枠の変動幅をこれまでより少ない10%以内に定めました。
今回の会議では、現在の総漁獲枠22万5000トンから10%削減する案を中心に協議される見込みです。
そのなかで各国の配分をどう分けるかなどが焦点となります。