三菱商事とJFEホールディングスは製鉄工場の高炉の跡地にデータセンターを建設する検討を始めたと明らかにしました。
データセンターの建設予定地は川崎市のJFEスチールの製鉄所にある2023年9月に稼働を停止した高炉の跡地です。
データセンターには大量の電力が必要ですが、製鉄所には通常、自家発電所が設けられていて、今回の跡地ではそれを利用して電力を供給できるということです。
また、データのやり取りの遅延を減らすには利用者が多い大都市近くに建設することが望ましいとされていますが、その条件も満たしています。
完成すれば、このデータセンターが処理できるデータ量は日本最大級ということです。
JFEホールディングスなどは川崎市などと調整を進め、2030年度までの建設を目指すとしています。